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リフォーム中の注意点

契約時の注意点3(請負契約約款)

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約款には業者とトラブルになった場合等の解決方法が書かれています。たとえば、契約違反や工事が遅れた場合や途中でキャンセルした場合はどうなるかなどが書かれています。
注意しないといけないのは、それぞれの業者がこの「約款」を独自で定めていることです。したがって書かれている内容が業者によって違います。細かい字で読みにくいですが、重要な取引のルールが書かれている書面ですから、各項目にわたって内容をよく確認し、納得してから契約してください。
とはいっても、非常に難解な法律用語で書かれています。また、契約当日に担当者のいる前で読んでその場で契約するのが一般的なやり方です。ぱっと読んで簡単に納得できる内容ではないので、できれば、数日前に契約書類をもらっておいて、よく読み、契約当日はわからなかったところを確認してから契約するという方法が無難です。
最低限確認すべきことが3点あります
1.遅延損害金
工事の完了が遅れた場合には業者が、請負代金の支払いが遅れた場合には注文者が負担する金額を定めたものです。
2.瑕疵担保責任
工事完了後に隠れた瑕疵(欠陥)が発見された場合に、無料でほしょうするという定めです。その保証期間、範囲について確認しておきましょう。
瑕疵担保責任とは別に、必ずしも瑕疵に該当しない場合も含めて保証書で業者独自の保証内容を定めていることがあります。
3.紛争の解決
当事者間で紛争が起きた場合の解決方法について、定めるもの。裁判所の調停や裁判、弁護士会の斡旋や仲裁、建設工事紛争審査会の調停、斡旋、仲裁などがあります。これらの場所をどこにするか、もし、大手の場合、本社所在地を指定している場合、建築現場所在場所に変えてもらいましょう。

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