なぜ中古マンションリフォーム？

テレビや雑誌で活躍のインテリア・アルチザン（インテリアをハンドメイドで変える部屋改造）の第一人者として活躍の赤松珠抄子さんが、父親の死を機に、バラバラに暮らしていた、筆者と母と妹の３人で暮らすことになり、そのためのマンションを探し歩いた、その顛末を綴った本です 「家を買うなら、賃貸ではできなかった部屋改造に、もっともっと挑戦していきたい。壁に絵を描いたり、間取りを変えたり、金具やノブだって全部替えられる。与えられたままの箱ではなく、住人が「キモチがいい」と感じる空間、それがどんなものであってもいい。住む人がもっと自由な発想で暮らす、こんな家だってアリなんだよ、っていう個々の色を映し出した部屋を創っていきたい。」 というこだわりがしっかり伝わってきます。 読みやすく、でてくるなさけない営業マンの数々、またそれぞれの物件に対するコメントが面白かったです。 また、お母さん・妹さんとの家に対する温度差の違いなども読み取れて興味深かったです。 中古マンション探しの現実ってこんな感じっていうのがわかるので、これからマンションをという人の入門編にはいいと思います。ごく簡単に書かれている最後の注釈なども参考になります。 ただ、実際のハウツー本は別に読んで下さいといった感じです。 何かのインタビューに、この本に書かれているせっかく買ったマンションにはインテリアの話し合い中で、あまりかえってないと言うようなことが書かれていました。家族でそれぞれが納得する住まいにするのは大変なことですね！！
私的には、｢部屋は人を変える｣もおすすめです
他にも 「赤松珠抄子のHappyインテリアスタイル」
「自分でつくる、自分の家リノベーションで素敵な暮らし」
「赤松珠抄子のキッズインテリア」