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中古マンションの基礎知識(その他)

管理費と修繕積立金

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マンションの管理には当然お金がかかります。その費用をまかなうのが、「管理費」と「修繕積立金」です。ここでもう一度この2つについて整理しておきましょう。
通帳も別になっていることが基本です

【管理費】
□用途
日常的な管理業務費用
例)
・清掃費
・管理員費
・共用部の水光熱費
・設備点検費用
・植栽の手入れ
 等

□金額
・戸当り平均1万2565円/月(国土交通省「平成15年度マンション総合調査」

□集め方
毎月、管理費として徴収

□注意点
・管理仕様に見合った適正な管理費かどうか、無駄の有無が問題
・駐車場代を組み込むことで、見かけ上安く設定されていることがある

 【修繕積立金】
□用途
定期的に行う大規模修繕の費用
例)
・外壁の塗り替え
・屋上の防水工事のやり直し
・鉄部の塗装
・機械式駐車場の交換
・給排水の取替え
 等

□金額
・戸当り平均9066円/月(国土交通省「平成15年度マンション総合調査」
・住宅金融公庫の「マンション維持管理基準」では、築5年未満で6000円以上必要

□集め方
毎月、修繕積立金として徴収するのが原則
ただし、購入時に修繕積立基金として一括で集めたり、大規模修繕の際に一時負担金として集めたりすることもある

□注意点
・将来の修繕計画に基づき、適正な額が積み立てられているかが問題
・分譲当初の設定が低すぎるため、後で引き上げられることが多い
・実際の大規模修繕にあたって不足していると、一時負担金を集めることになる

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