なぜ中古マンションリフォーム？

共用部分のチェックではセキュリティーについてのチェックも大切です。新しいマンションであれば、エントランス部分にオートロック、密室になるエレベーターは「防犯窓」や「防犯カメラつき」、24時間セキュリティーシステムを採用して、鍵はダブルロックで複製のしにくいディンプルキーが当たり前になっています。こういった設備はあるだけで犯罪抑止力としての効果はありますが、万全ではありません。またセキュリティー機能を高めれば、管理費などのコストアップにもつながります。

犯罪発生率の高いエリアかどうか立地面での確認も必要です。
防犯の最大の対策は、マンションや周辺住人の防犯意識だといわれます。
空き巣狙いが侵入をあきらめた最大の理由は、「近所の人に声掛けられたから」という警視庁の調査結果もあります。マンションのコミュニティは、防犯対策として大いに力を発揮します。不審者に声を掛ける、悲鳴を聞いたら駆けつけるといったコミュニティは一番の力です。
また、古いマンションでも、管理組合の防犯意識が高ければ、防犯カメラを設置したり、警備会社と契約したりと対策をとっていたりします。そういう面でも管理組合が機能しているかわかりますね。